スタートロスは3秒。
(*RapはGPS起用)
1キロ3:45
2キロ3:40
3キロ3:45
4キロ3:39
5キロ3:41
スタートから1キロ過ぎると早くも集団が形成された。
自分、ハンターさん含め10人くらいか。
ペースとしては少し速いと思いつつも、毎年見る常連ランナーもいるからこれは絶対に良い集団のはず、と信じ中程をキープして走り進めていく。
3キロ通過くらいか、ハンターさんにも「良い集団だと思います」と声を掛けた。
6キロ3:38
7キロ3:38
8キロ3:39
9キロ3:43
10キロ3:42
(スタート~10キロ 36分06秒)
やはりちょっと速すぎないか?
このまま続くはずはないにしろ、平均ペースからキロ3:42。
2時間36~37分台を狙うペースで、集団を間違えたか?と頭に過った。
しかし、後ろを振り返ると第二集団はかなり後方。
練習では走れているペース、そもそもここで集団を後にした方がリスクは高い、神経質になりすぎるな、と言い聞かせる。
頭を冷やしたら集団後方に位置を取り、集団の中で寝るようにし余裕のありそうなランナーを出来る限り確認。
1人、2人、3人、4人、… そしてハンターさん、と5人くらい? 少なくとも崩壊するような集団ではないか、と安心感。
11キロ3:42
12キロ3:40
13キロ3:46
14キロ3:42
15キロ3:45
10キロ過ぎくらいか?集団の前方付近を走るオレンジシャツを着たランナーが「上げろ上げろ!」と後方を手で煽った。
どうせ上がっても一時的なもんだろうとは思ったけど、正直これ以上は上げないでくれと思った(笑)
16キロ3:44
17キロ3:37
18キロ3:40
19キロ3:39
20キロ3:46
(10~20キロ 37分15秒)
15キロ地点でオーさんの応援を受ける。
「うっちーさん!まだまだジョグっすよ!ジョグ!!」
実はここで一瞬弱音を吐きかけたけど、グッと我慢。
応援から力を貰い、集団後方からやや前方に位置を置き直したら今日1つ目のジェル(ショッツ)を注入し、18キロ折り返しからの勝負に備える。
折り返し、確認すると集団は半分くらいに減っていた。
ゲストの千葉ちゃんがスタート前に言っていたように向かい風に変わる。
それでも目星を付けてたランナーはしっかり生き残っている。もちろんハンターさんもだ。
21キロ3:46
22キロ3:46
23キロ3:44
24キロ3:45
25キロ3:42
22キロくらいか、集団が動く!
1人が集団から前に脱け出し、その後方にまた1人付く展開。
どうする?出るか!?
ハンターさんにも確認を取るが、出ないとのこと。
確かにここまでは想定よりかなり良いペースで進められているから無理する必要はない、オーバーペースで30キロから潰れる可能性もある、と乗るのはパス。(結果、この2人は落ちることなく遥か前へ)
24キロ通過、今日2つ目の補給(マグオン)注入。
26キロ3:44
27キロ3:44
28キロ3:47
29キロ3:46
30キロ3:50
(20~30キロ 37分41秒)
ハンターさん、自分、他2人の集団になる。
前を一緒に並走する1人は走りのリズムが素晴らしく、この中で一番余裕そう。
一方の自分、頭から消したはずの股関節痛が27キロ過ぎに出てきてしまい思わず声が漏れた。
ハンターさんもちょっと苦しいか、でもここまで一緒に走ってきた運命共同体を壊すわけにはいかない。
諦めなければ2人とも必ずサブ40獲れる!と、自分に激を入れる意味も含め、失礼ながらも何度かハンターさんに激を入れる。
「ハンターさん、頑張りましょう!もうちょいです!諦めなければ必ず獲れます!!付いてきて!!」
30キロ通過、苦しい場面でオーさんの応援。
「うっちーさん!いけるよ!いける!!」
そしてその後ネックウォーマーを外し、前方で応援してくれていた姉に投げ渡したら今日3つ目の補給(ショッツ)注入し、いよいよ30キロからの勝負へ!!
31キロ3:45
32キロ3:48
33キロ3:46
34キロ3:50
35キロ3:44
脚は重いし、痛いしなんてここまで来たら言ってらんない。
ここからは練習でやってきた変化走だ!
追い込んだ後にさらにペース走してきたんだろ!?必ず粘れるはず!!
すぐ後ろにいるハンターさんにも
「離れないで!!一緒に獲りましょう!!」
と手で合図を送る!
ここまで来たらどちらかがサブ40なんて嫌だ、一緒に獲る!!
36キロ過ぎ、とうとうリズム良く走り進めてきた例のランナーがスパートを掛けてきた。
1秒でも速くゴールするには付くしかない、今日一番の頑張り所と、すかさず後方へ!
36キロ3:51
37キロ3:46
38キロ3:46
39キロ3:50
40キロ3:47
(30~40キロ 38分31秒)
強い。付いていけたのは38キロまで。
でも振り落とされたって今の自分はまだ頑張れるはず!!とにかく前へ!!
折り返し、40キロ通過と同時に手元の時計を確認。
ギリギリ2時間30分以内、いつもはこのタイミングで安心してしまうが、今日は許されない。
1秒でも速く削り出したい!!
41キロ3:51
42キロ3:54
最後の坂は今年もキツいぞ!!
身体をぐらつかせながら電光掲示板に目をやると『38分台』が見える。
いけるか?38分台!!獲れ!!!
0.393キロ1:25
(40~42.195キロ 8分21秒)
『2時間38分59秒』
と、獲った!!!(;∀;)
ゴールした瞬間、心の中に立ちはだかっていた大きな壁みたいのがガシャーンと崩れる『音』がしたんだ。
その直後、涙が止まらなかった…。
そして、ハンターさんも
サブ40獲ったー!!!!!
もうね、涙がお互い止まらなかったよ。
ハンターさん、運命共同体を共にしてくれて本当にありがとうございました。
去年に続き、今年も湘南国際マラソンは最高のドラマを観させてくれた。
本当にありがとう!!!
~詳細その3へ続く~
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